企 業 方 針
地域で信頼され、頼られる薬局になる
標準化、効率化を追求する大手ドラッグチェーンにはできない、地域社会で本当に必要とされ、頼りにされる薬局とはどうあるべきか。
その答えを考え続けて生まれたのが「丘の上薬局」です。
経営で重視したのは「地域密着」と「専門性・差別化」。
具体的には地元に暮らす患者様と地元のさまざまな医療機関とを結びつけて応対する「調剤事業」、そして、高い専門性に基づく的確なアドバイスが受けられ、ほかの薬局では購入が難しい商品を提供するOTCと化粧品を中心にした「物販事業」を二つの柱に据えることにしました。
この結果、平成6年にスタートした丘の上薬局は、約20年にわたり着実な歩みを続けています。
高齢化社会を見据え在宅調剤に積極貢献
今後ますます大きな社会問題となる、確実に近づく高齢化社会に、地域密着と専門性・差別化という観点から丘の上薬局が貢献できることを検討した結果、新たな方向性として見えてきたのが「在宅調剤」です。
丘の上薬局では、今後この分野へ、積極的に参画いたします。
地域の行政機関や医療機関、ケアマネージャーや栄養士といった方々に加え、薬局、そして薬剤師も密接に連携を取り合いながら、一人の患者さまを支えていく。これからの在宅療養・在宅介護の重要な一翼を担っていきたいと考えます。
その実現に向け、社内の体制づくりや人材の育成に、継続して取り組んでまいります。
時代にマッチした薬剤師を積極的に育成
丘の上薬局が創業以来掲げてきたテーマである「地域密着」と「専門性・差別化」。
その取り組みを成功に導く原動力となるのが人材です。
丘の上薬局ではその重要性を深く理解し、優れた人材の育成に力を入れています。
今後第3の柱となる在宅調剤では、期待される薬剤師像が大きく変わります。
医師とも患者さまやそのご家族とも、これまで以上に深いコミュニケーションが求められます。
これに対応できる高度な専門知識と経験を備えた薬剤師を育成するため、バイタルサイン講習会への派遣やWebラーニングの活用、社内での各種委員会活動などを積極的に推進し、自ら成長しようとする姿勢を、会社としてきちんとバックアップします。